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【2024/05/04 06:43 】 |
夏に比べて冬は「安定」?コミックマーケット85レポート
(原稿が見つかりましたので、公開いたします。2014/06/19)
 12月29日から31日までの三日間、東京ビックサイトで行われたコミックマーケット85。今回も52万人を動員した大イベントとなりました。寒かったけど熱かった三日間をレポートします。なお、コスプレ中心のレポートではなく、サークル中心の話題で写真はありませんのであしからず。

☆女性向け、安定した『進撃』に新たな資格も!?


 一日目はアニメ・漫画、ジャンプを中心とした日となった。午後には大手サークルだけでなく中小サークルでも新刊が売り切れるところもあった。
 やはり進撃の巨人、Free!!が安定の人気を誇っていた。そして昨年から脅迫で緊迫ムードとなっていた黒子のバスケも脅迫犯が逮捕され、再び安著な空気へと戻ってきた。また、新たなニューカマーとして弱虫ペダル、そして徐々ではあるがマギも人気の一角を形成していた。
 コスプレはやはりというほど進撃の巨人が多く、会場内で見たコスプレでも3~4割半を占めていた。進撃はほとんどがリヴァ×エレが人気で、特にリヴァイ兵長の人気は圧倒的なものだった。また、auでも進撃の巨人とコラボした中継車を展示し、中継車の周りには写真をとる人たちの列も多かった。

☆これぞ戦場!?東方vs艦これ戦争勃発!?


 二日目はゲーム中心。東館では東方、来年の夏からは固定ジャンルとして新たに新設される艦体これくしょん(現段階ではその他ゲーム)に人気が集中。東方のような固定ジャンルまではいかなかったものの、他のジャンルのサークルや、ジャンル不問とよばれたサークルでもほとんどが艦これ本を販売しており、人気の強さを物語った。東方の牙城はまだ崩せなかったものの、心配されていた東方・艦これ勢のトラブルもなく、これからの展開に期待できそうだ。
 一方企業ブースでも角川が艦これを引っさげて登場。登録サークルの数では東方に勝ったものの、実際艦これの一人舞台となった。

☆水曜どうでしょう関係がちょっと多め!?やっばり新シリーズアフリカ編が引き金?


 三日目にはさらにラブライヴをはじめとしたアイドルチーム絡みのゲーム、アニメも加わり、南北を歩くにも数十分くらいかかってしまった。かわったところでは芸能でも早速半沢直樹の薄い本が登場。これは苦笑いで通り過ぎるしかなかった。
 個人的には全体的にどうでしょうネタの本が夏と比べやや増加。けいおんどうでしょうの人は新刊を落としたものの、あの花やローゼンに無理やりどうでしょうネタを持ちだした本も見られた。あと、東方どうでしょうでは早速最新作アフリカ編をフィーチャー。最新ネタの「めっちゃいるよ」ネタもバッチシ収録されていた。


 今年は夏と違って熱中症などのトラブルはなく、サークルの動きも夏よりは安定した動きだった。しかし、やはり猥褻な表現規制に対しては目を光らせる必要はあった。夏コミ期間中には表現規制に反対する講演会が行われていたが、今回でもみんなの党の山田太郎氏が国際展示場駅前で演説をするなど、表現の自由というものがどこまで許されるのかということを改めて知らされたのかもしれない。はたして来年の夏はどうなるのか。新たな牙城が現れるのかに期待しよう。
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【2014/06/19 10:05 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
9月号特集・世界で一番アツい夏・コミックマーケット84レポート
 8月10日から12日にかけて東京ビックサイトで開かれたコミックマーケット84(以下夏コミ)。今年は熱波が日本を襲い各地で猛暑となりましたが、その中でも昨年の夏コミの参加数を上回るのべ59万人を動員しました。今号では大盛況に終わったコミックマーケット84をレポートしてきました。

○今年は異例の「変則開催」


 今年は土・日・月の変則開催となった夏コミ。一日目はアニメ・ジャンプ系、二日目は成人向け、三日目はゲーム中心のそろえとなった。初日だったゲームの日が3日目に繰り上がったと考えてもいい。私的には、最終日を成人向けで終わらせたほうがまとまりがよかった気もするのだが…。

○一日目は「進撃の巨人」が一番人気、スタッフの中にも…


 一日目はアニメ・マンガ(ジャンプ系)が中心となっており、東京駅発のバスの中では子供連れも見られた。冬コミでは参加中止となっていた「黒子のバスケ」を取り扱うサークルもようやく活気を取り戻し、今春から始まった「進撃の巨人」、今夏からスタートした「Free」などが人気の中心となっていた。

 「進撃の巨人」は同人誌としては女性中心に人気があったものの、ネタとしてはコミケスタッフの発言や他のサークルでも蔓延していた。特にコスプレでは巨人の格好をした人も目撃されており、壁まで再現されていたといういわくつきだったという。また、コミケスタッフのコスプレにも反映されており、自らを「調査兵団」と名乗るなど、スタッフ自身も「役を演じ」ていた。

○「進撃」を上回る「艦隊」!?


 しかし今年の夏コミのサプライズは、夏ごろから勢力を強めた「艦隊これくしょん」だったという。ほとんどのサークルが突発で発行したものが多く、東方を超える勢いにまで成長した。また、コミケ終了後の同作の登録者数が1日1万5千人を超えるなど、三日目の東方サークルも健在だったが、東方を超える勢いとして冬コミでは注目しそうだ。

○モバイルユーザーには朗報?歩くWi-Fiスポットが出現、モバイルツールはここまで便利になった!?


 もはや定番となりつつあるモバイルツールだが、今年から風変わりなサービスもスタートした。携帯3キャリアーがWi-Fiサービスを増発した…といえばそれっきりなのだが、ソフトバンクでは「Wi-Fi忍者」、auでは「人間Wi-Fi」と名乗る通信装置を担いだスタッフたちが会場を網羅し始めたのだ。コミケスタッフによる「調査兵団」もいれば、電波の「調査兵団」も現れてしまった具合だ。

 参加者の中にはスマートフォンでサークルチェックする人も多く見受けられたが、こちらでもタブレット端末を先日買ったので、早速夏のコミケでも実装してみた。Google Playから「コミケカタログブラウザ」をいれるのだが、これだけでは起動しない。DVDカタログを別途購入し、Androidに流し込む作業をしなければならない。しかしこれが実に便利で、サークルチェックも簡単に行え、重いカタログを片手にちまちまと探す必要もなくなった。サービス自体は2012年夏から始まったが、DVDカタログとあわせて検索も便利になったことは、サークルの増加とITの進歩のおかげだろう。
 また、今年からはインターネットカタログも正式にリリースされ、印刷やダウンロードは別途お金がかかるらしい。チェックを入れたりブックマークを入れるのはお金かからないよね?

○企業ブースも負けられない!変化球、直球、そして…。


 企業ブースも負けちゃいない。あのマイクロソフトがコミケに参加し、Windows8とAzureの公式擬人化グッズなどが販売されていた。筆者は双葉社のかりあげクンのラバーキーホルダーを買ったのだが、「おこなの?」「なのは完売」「バルス」「人類最強」など、参加者をくすぐる発言をモチーフにしていた。ちなみに、「なのは」ブースはというと、「なのは完売」といわれるだけ、自分が言った時点で「なのは完売」だった。ここでは、今年は抱き枕など「全裸グッズ」を展開していたという。

 変わりどころでは岡山の交通企業、両備グループがバーチャル社員、七葉院まゆせを使った展示をしたり、サントリーでもpixivとタッグを組んだオランジーナ擬人化企画を展開していた。

 その中で、列整理に失敗して肝心の商品が買えなかった人も多かったTBSブースもあれば、猛暑の中外で並ばされたセガブース、シャフトブースなど、猛暑の中並ばされた人もいるわけで、根気で立っていられた人、お疲れ様でした…。

○一日目の占めは「東京湾大華火祭」?こちらもどこもかしこも大混雑!!


 一日目の夜は東京湾大華火祭が行われたが、コミケ帰りに寄り道しながらこの花火を見ていた人もいたのではなかろうか。浜松町行きバスをはじめとしたバスは3時の時点で運行をとめていたし、バスがないからゆっくり花火を見て帰ろうとしていた人もいるかもしれない。しかし、フジテレビのアンケートは0%。お祭りは一日一個で十分という人もいた。
 ただ、花火大会後のお台場あたりはそれこそコミケに並ぶほどの大混雑で、バスもないのでゆりかもめや臨海線を使わざるを得ないため、コミケ以上の混雑があったのかもしれない。むしろ、東京湾大華火祭は混雑と建築物でジャマされてしまう花火で、ちょくちょく「音を楽しむ」花火大会と言われても仕方がないのだが。

○三日目、炎天下ではなかったけど…


 三日目はゲームとボカロ・PC関係がメイン。土日の炎天下とは異なり、雲も多く幾分マシにも思えた。
 この日は東方シリーズなどの同人ゲーム、そしてニューカマーとなる艦隊これくしょんをはじめとしたソーシャルゲーム、さらには従来からのコンシューマーゲームのサークルもひしめき合っていた。iPadに続き3DSを持つ参加者も多く、おかげですれ違い人数もかなり増加した。ボカロ系サークルではニコラジでおなじみのせらみかるさんのところにもお邪魔してまいりました。

○参加者を次々と襲う熱中症、二日目では伝説といわれた「コミケ雲」も!?


 六年ぶりとなる猛暑といわれ、とにかく今年は暑さとの戦いだった。東京でも30度以上の熱風が襲い掛かり、一日目でも冷房が効かないほどの熱気にさいなまれ、自分も熱中症でダウン寸前だった。ファミリーマートが館内に3軒あり、アイスを買えたおかげでなんとか熱中症まではいかなかったのだが、そんな自分でさえもいつ倒れてもおかしくない「危うい」レベルにまで追い込まれた。むしろ、館内ってエアコンって利いているのか?という意見を目にするが、入り口はいつも開いており収容人数の熱気が冷房をかき消してしまうのだという。
 しかも、40度をこえる熱気が参加者を襲い、Twitterによれば初日二日目あわせて二日間で全動員人数の0.3%位にあたる1000人以上の人が熱中症で倒れたという。とかいう私も西から東へ向かう途中で熱中症で倒れたと思しき人を運ぶスタッフの人たちを目撃している。その中には、吐き気を催した人たちもいたとか…。
 二日目は気に入ったサークルがおらず行かなかったのだが、その日は言わずもがなの日であり、男性の比率が一番高い日でもあった。もちろん熱気が渦巻く会場である。東ホールでは晴海会場でも見られたコミケ雲も観測されたという。
 コミケ雲とは、参加者の汗が蒸発し、それがエアコンの冷気などによって冷やされ生成されたもので、晴海時代ではよく見られたものらしい。しかし室内40度以上の熱気と参加者の汗によって、有明でもついに目撃されるようになってしまったのだ。換気はどうなってるんだよ…。
 ちなみに、自分が見てきたコスプレも水着や体操着が多かった気がするのだが、ひょっとして露出度の高いほうが暑さしのげるのかもしれない。夏場は厚い服よりも薄手や露出度が高い衣装で熱中症をしのぐのもひとつの手だ。

 あと、この暑い中で汗びっしょりになると、気になるのが「におい」である。特に参加者の中には風呂に入っていない人たちも多いらしく、帰りのりんかい線では一般乗客が「汗臭くて我慢できなかった」人までいたという。自分も風呂は入ってはいるものの、すぐ自分の汗のにおいなどでダウンしてしまった。

 今年の夏コミは、ある意味、「世界で一番”アツ”い夏」だったのかもしれない。


参考文献
NAVERまとめ・インターネットなど
ゲームラボ10月号
【2013/09/17 22:21 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
アッチコッチNo.1(9月号)を発行します。


特集
世界で一番アツい夏!?
コミックマーケット84レポート
【2013/09/17 22:18 】 | 表紙 | 有り難いご意見(0)
年末商戦のカギ!東京ゲームショウ'11レポート
 9月15日から18日にかけて、千葉の幕張メッセで行われた東京ゲームショウ。今回は過去最高とされている入場者数222,668人を動因した大イベントとなった。今年の目玉はプレイステーションシリーズの最新版、PSVitaに注目が集められていた。さらに、携帯電話によるゲームの発展や、携帯ゲームの新しい形を見せ付けた今回のゲームショウといえそうだ。

 まず入り口を入ると出迎えたのはXBOX360ブース。いつも最後のほうだったのでちょっと驚き。人気タイトルHALOが180分待ちと、人気振りをうかがわせた。一方、黄金夢想曲のほうは15分待ちと、ほとんど待たずにプレイすることができた。シエスタ、ルシファーを使いこなせずぼろ負けだったけど。

 コナミでは人気作ネヴァーデッドが60分待ち。帰りによってみると小島プロの面々がトークショウを繰り広げていた。

 異様な盛り上がりを見せたのがバンダイ・ナムコブース。アイドルマスターのライヴが行われ、数多くのファンが埋め尽くした。その熱気は数十メートル離れた隣のブースからも聞こえるほどの熱狂振りを見せた。

 ブシロードでは、カードゲーム中心の展示がメインだったが、お試しデックを貸すサービスなどもあり、初心者でも親しみやすい環境だった。

 珍しいところでは、コミPOの展示がひっそりと行われ、会社のプレゼンとしても使えることを知らしめていた。また、Vuzixでは3Dディスプレイめがねが展示されていたが、めがねをしている自分としては、手で動かさないと3D画面が見られないという、ちょっとした欠点も伺わせしまった。

 カプコンブースでは、今年の日本ゲーム大賞を受賞したモンスターハンターシリーズや、新作では日本ゲーム大賞フューチャー部門を受賞したドラゴンズ・ドグマを中心に展開。リアルではあるが自分でキャラクターがつくれる機能もあり、インターネットなどにつないで仲間として共有することが可能だという。スタッフ(?)をそっくりに再現していたところには吹いたりするところも。戦国BASARA3では、和室のように靴を脱がないとプレイできないなど、ある種のこだわりも見せた。

 周辺機器コーナーではアンサーという会社が動物をテーマに新製品を展開。コンパニオンの衣装なども動物をモチーフにしたものが使われていた。

 コスプレ広場(?)を抜け、B館に入るとセガが待ち受けていた。リズム怪盗R、初音ミクシリーズの新作が展示されていたが、残念ながら日曜2時現在、パンフレットを手に入れることはできなかった。そのほかにもF1ゲームを展示。トークショーでは何度も「リアル」という言葉が出るほど、リアルに忠実なゲームができたのは時代の流れというべきか。隣では初音ミクの3Dホログラムが展示されていたが、残念ながら写真に収めることはできなかった。

○どこもかしこもPCゲーム

 台湾や韓国などでは、コンシューマーゲームよりももっぱらパソコンゲームが主流だが、日本も負けていられない。
 しかし、パソコンはほとんど高級機種のCOREi7機ばかり。COREi5やCORE2でも動くことは動くのだが、それなりにグラフィックボードなどで装備を固めたほうがいいといわれてしまった。

 スクエア・エニックスでは発表されたばかりのDQⅩを映像展示。スライムもりもりドラクエシリーズの最新作、いただきストリートなどが展示されていた。また、発売中のDQⅠⅡⅢからは、ロト、天空の剣のレプリカも展示されていた。また、ガンガンなどの漫画雑誌をプロデュースしているスクエア・エニックスらしく、立ち読みできるコーナーも設置されていた。

 光栄は三国無双Ⅵを中心とした展示がメイン。ネオロマ無双と題して朝雲扮する小野坂昌也氏、竹本英史氏による公開録音ショーが行われていた。また、その隣のファミ通ブースでもみずしな孝之氏が負けじとトークショー。こちらはインターネットの公開生放送が行われていた。アンケートは残念ながら終わってしまったようだった。

 ゲームショウらしく格闘ゲームの全国大会が開かれていた。AホールではストⅣの、Cホールではガンダム・エクストリーム・バーサスの10周年イベントとして、全国から選りすぐられたゲームプレーヤーがしのぎを削っていた。

 その隣で物販ブースがあったのだが、やっぱりアルケミストブースは変わっていた。スクール水着と猫耳の女の子が写真を取り囲むほど、あんたがた何売ってるのさと疑いたくなるほどだった。いいぞーもっとやれー。

○目玉といえるSCEは…?

 セガを抜けるといよいよソニーブース。来る12月17日に発売される予定の新作ゲーム機PSVitaを引っさげ展示…と行きたかったのだが、パンフレットも品切れで、試遊もすべて並べないほどの人気振りを見せ付けた。WiFiモデルが25000円、3Gもつけたものだと30000円くらいか。自分の場合は携帯機能は必要ないので、WiFiだけで十分かも。まぁ、自分にとってキラータイトルが出れば買うけど、もう少し時間が必要ですかね…。

 ライバルとなりうるのが携帯ゲーム。ソニー・エリクシオンのエクスペリア携帯やアンドロイド携帯も隣に配備ししのぎを削っていた。そして携帯SNSの大手、GREEもそれに太刀打ちした感じだった。

 続いてはそんな携帯電話ゲームSNSのGREEへ。ネットゲームの知り合いが一番すいているといわれたところである(とはいえ、アイテムコード目当てに長者の列をなしていたという)。ここは携帯電話でのゲーム展示が中心だったが、ゲームショウで一番広い敷地を確保していたところだったそうだ。ひとつゲームを試遊し、景品ひとつを手に入れることができた。
 とはいえ、自分はiPhoneをつかったことがないので、こういったボタンレスの携帯電話を触るのは始めてだったのだ。不慣れな手つきとはいえ、かなりこれはいけそうかも…といえそうなゲームばかりだった。
 まぁ、そんな自分はGREE入ったことないんだけどね…。


 今回のゲームショウで一番目立ったのは親子連れだった。キッズコーナーだけでなく、一般展示でも多く見かけられていた。中にはコスプレ親子も見られるほど、二世代でゲームファンという光景も見られた。
 それは、けっして若者だけのものではないという象徴でもあった。

 ゲームショウは年末商戦を占うカギとしても知られているが、今年はその存在をさらに知らしめたのではなかろうか。任天堂3DSとしては、強力なライバルが現れたに違いない。
【2011/09/25 17:52 】 | 特集 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
暑い夏を吹き飛ばす!!コミックマーケット80レポート
 8月12日から14日の三日間、東京国際展示場(東京ビックサイト)で開催されたコミックマーケット80。80という節目を迎えた今年は、3月の震災の影響でのべ54万人と昨年よりは入場者・参加者数は減ったものの、今年も晴天の猛暑の中、熱い三日間となった。

 一日目はゲーム・アニメ中心の展開。しかし一日目から目立ち始めたのは、まどか&マギカ(以下まどマギ)、タイガー・バニーの本がめだち、コスプレでもまどマギ関係のコスプレが目立った。キャラデザを担当した蒼樹うめ氏の表紙による多くの作家が手がけた公式アンソロジーなども販売された。まどマギを展開する企業ブース、アニプレックスブースでも大反響だったという。しかし、その日はちょうど偽札騒動もあったり、やっぱり事件はつきものだった。被害者がその偽札をアップロードする光景も見られた。

 個人的に注目すべき点は三日目だった。鉄道関係のサークルに混じり、鉄道擬人化のサークルも目立ち始めた。そこには女性の姿も見られ、女性の鉄道ファンの増加が見て取れた。鉄道擬人化は鉄道車両を萌えキャラ化してしまおうと、男性中心に展開していたのだが、最近ではヘタリアの人気に伴い、女性にも枠が解放されたのが影響したと思われている。しかし私としては、鉄道擬人化は別のジャンルにすべきではないか…とも思える。

 今年の夏は海外から来た人たちが多く見られたのも特徴的だった。すれ違い通信でも海外から来た人たちがよく引っかかり、うちの3DSは国際色豊かになってしまった。

 企業ブースの一迅社では、目玉商品が売り切れる日曜日を見越し、「ゆるゆり」の歳納京子の声の役、大坪由佳氏を呼び込むなど、各所でミニステージなどが行われたが、今年からは西ホール屋上展示場で特設ステージが設置された。そこでは公開録画などのイベントなども行われており、入場には長蛇の列が並んでいた。
 珍しいところでは倉敷市が地方自治体としてはじめてコミケに参加。コミックガムを提供するワニブックスとともに観光課が共同出展を開いた。また、テレビ東京のクリエイター育成(?)の深夜番組「ドリームクリエイター」が参加し、日曜日に同人誌(薄い本)を販売していた。なんとそれは日曜日のギリギリまで本を製作していたという。

 今年は震災の影響で参加人数は減ったが、恒例となる募金活動にも動きがあった。東日本大震災救済募金として、募金箱が各所に置かれていた。一説では、同人作家の遺影、顕花スペースも設置されたという(要出典)。

 最近はマイミクのサークルの巡回にあてがうことが多かったが、その都度新しい発見を提供してくれるコミックマーケット。今年は震災などつらい出来事もあったのだが、それを振り払うほどの熱さは健在だった。暑い中、どうもお疲れ様でした。
【2011/09/25 17:40 】 | 特集 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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