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8月12日から14日の三日間、東京国際展示場(東京ビックサイト)で開催されたコミックマーケット80。80という節目を迎えた今年は、3月の震災の影響でのべ54万人と昨年よりは入場者・参加者数は減ったものの、今年も晴天の猛暑の中、熱い三日間となった。
一日目はゲーム・アニメ中心の展開。しかし一日目から目立ち始めたのは、まどか&マギカ(以下まどマギ)、タイガー・バニーの本がめだち、コスプレでもまどマギ関係のコスプレが目立った。キャラデザを担当した蒼樹うめ氏の表紙による多くの作家が手がけた公式アンソロジーなども販売された。まどマギを展開する企業ブース、アニプレックスブースでも大反響だったという。しかし、その日はちょうど偽札騒動もあったり、やっぱり事件はつきものだった。被害者がその偽札をアップロードする光景も見られた。 個人的に注目すべき点は三日目だった。鉄道関係のサークルに混じり、鉄道擬人化のサークルも目立ち始めた。そこには女性の姿も見られ、女性の鉄道ファンの増加が見て取れた。鉄道擬人化は鉄道車両を萌えキャラ化してしまおうと、男性中心に展開していたのだが、最近ではヘタリアの人気に伴い、女性にも枠が解放されたのが影響したと思われている。しかし私としては、鉄道擬人化は別のジャンルにすべきではないか…とも思える。 今年の夏は海外から来た人たちが多く見られたのも特徴的だった。すれ違い通信でも海外から来た人たちがよく引っかかり、うちの3DSは国際色豊かになってしまった。 企業ブースの一迅社では、目玉商品が売り切れる日曜日を見越し、「ゆるゆり」の歳納京子の声の役、大坪由佳氏を呼び込むなど、各所でミニステージなどが行われたが、今年からは西ホール屋上展示場で特設ステージが設置された。そこでは公開録画などのイベントなども行われており、入場には長蛇の列が並んでいた。 珍しいところでは倉敷市が地方自治体としてはじめてコミケに参加。コミックガムを提供するワニブックスとともに観光課が共同出展を開いた。また、テレビ東京のクリエイター育成(?)の深夜番組「ドリームクリエイター」が参加し、日曜日に同人誌(薄い本)を販売していた。なんとそれは日曜日のギリギリまで本を製作していたという。 今年は震災の影響で参加人数は減ったが、恒例となる募金活動にも動きがあった。東日本大震災救済募金として、募金箱が各所に置かれていた。一説では、同人作家の遺影、顕花スペースも設置されたという(要出典)。 最近はマイミクのサークルの巡回にあてがうことが多かったが、その都度新しい発見を提供してくれるコミックマーケット。今年は震災などつらい出来事もあったのだが、それを振り払うほどの熱さは健在だった。暑い中、どうもお疲れ様でした。 PR |
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