× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
2014年12月28日から30日までの三日間、東京ビックサイトで開かれたコミックマーケット87。今年はNHKの取材も加わり、総動員数56万人を動員した今回のコミックマーケット。はたして内容はどうだったのでしょうか? ○女性向けは安定の飛翔系、男性向けは安定の東方vs艦これ、コスプレもラブライブで拮抗 一日目はジャンプ系に集約され、銀魂をはじめ、ジャンプ(球技)に統一された黒子のバスケ、ハイキュー、ダイヤのAが盛況だった。また、同じホールにはまどマギなどのオリジナルアニメ枠も点在し、ここだけは男性率が濃くなっていた。 二日目はゲーム中心。予想通り艦これ東方の二強が競り合うと予想されてきたが、今回はほぼ艦これが優勢だった。雨も小雨程度に落ち着き、コミケの参加者の熱を感じ取ることができた。三日目もほとんど艦これが上位独占。壁際サークルはほとんどが艦これだった。 一方コスプレでは艦これに続きボカロ、艦これに続きラブライブなどのアイドルゲームが大人気。進撃の巨人もそれに続く勢いだった。また、変わったところで任天堂ゲーム系ではリンクのコスプレをしてくる人も多かったそうだ。スマブラが影響か? ○タブレットPCでカタログは見られない!?DVDカタログが仕様変更 衝撃的だったのが今回からはDVDカタログが仕様変更され、タブレットPCなどでカタログを見る際にデータを受け継げなくなってしまったことだった。 アプリもインターネットカタログ(有料版)からインポートする仕様にかわり、DVDカタログからオフラインでつないでいる人にとっては痛手となってしまった。その理由として著作権がからんでいると思われ、不正に入手しやすい環境をつくりだしてしまったからと考えられており、どちらにしろ、タブレットからカタログを見ることも非常に面倒くさくなってしまった。 ○どんぐりで本が買える!? コミケならではの風変わりな頒布も話題となるが、今回はお金の少ない小学生(?)にも配慮し、どんぐり20個で本を交換できるというサークルも出現した。 ○あちこちに現わるNHKの取材陣 今年の夏に小林幸子が降臨したおかげで、一般人層にもその名前が知られるようになった。しかし、そのおかげで今回はNHKが特番収録のため取材陣が訪れるなど、取材陣が夏よりも目立った。 以前山崎勤事件でマスコミが一斉にコミケを取材したが、あたかも参加者全員を犯罪者の予備軍と罵った経歴があることから、コミケは取材陣に対しては非常にデリケートだった。今回の一件で準備会も重い腰を上げたのかもしれない。しかし、参加者は取材に対して、まだ抵抗があるのが現状のようだ。 ○国際色を高めていくコミケ、各国から続々参加 取材陣に対して腰を上げた理由として、外国からの参加者が増えてきたのも要因と考えられる。すれ違い通信でも昨年あたりから外国人のMiiがすれ違ったが、今年も数割の外国人参加者を見ることができた。 近隣諸国はもちろん、アメリカからも日本のコミケにサークル参加したり、コスプレ参加する人も増加しつつあった。 ○各局の取材とコミケの今後 ハード面ではNHKの取材や外国人の参加など、ますますオープン化が図られてきているコミックマーケットだったが、ソフト面では艦これ、ジャンプ系が軒を連ね、版権の”強さ”を見せつけた。 その反面、アダルト同人誌においても規制が強くなり、国際化とオープン化によってマニアックなものは排除させられるという可能性もあるなど、問題点もいろいろと残っているのも現状である。しかし、NHKがこれもひとつの「祭り」であり、「夢物語」と締めたのも、参加者が自分たちの趣味を手軽に「共有」できる場所がコミケであり、コスプレなり、同人誌なり、作品を出す楽しみというものを、NHKの取材で再認識された気はする。 PR |
|
ホーム |
出展者数増し増し!!東京ゲームショウ2014レポート! >>
|
|